意外と深い関係?!私のファッション遍歴コンプレックスのお話
先日ふとスタッフから、『奈緒子さんのファッションってオシャレで個性的ですよね?そうだ!奈緒子さんのオシャレ遍歴聞きたいです!』
とww。そんな突然の質問に答えるうちに、これ結構深くて面白いなってことがあったので、皆さんにもシェアしていこうかなと思います(^-^)
良かったらお付き合いください☆
それは私の小さい頃に遡りますww。
私は小さい頃は、自分の容姿にとってもコンプレックスがありました。
例えば、小学生の時は、とても男の子っぽく、肌の色も元々色黒。髪の毛は天然パーマで量も多く、母親からも女の子のような恰好は似合わないと思いこまれていて、男の子のような恰好ばかりさせられていました。特に、10歳ほど年の離れた妹が生まれてから数年間、中学生くらいまでは、そんな感じでした。
反対に、妹はとても色白で、骨格も細く華奢で、女の子の服がとても良く似合う!と言われていて、日々羨ましかったですね。
それに比べてあなたは、色も黒いし、骨太で骨格もお父さんにそっくりだから、男の子の服しか似合わなくて可哀想よね。という話をよくよく母から聞いてしまい、(特に悪気があってではないのです)、それを聞いては落ち込み、自分が知らない間に、心がとーっても、ひねくれてしまっていました(^^;)
比較をされて、『どうせ自分は。。』と、すごいコンプレックスを持っていました。
髪の毛も本当に毛量が多くて一本一本が太くて(笑)、さらに天然パーマだったので、キャプテン翼とか、鳥の巣、ヘルメットとか、周りの子たちから呼ばれていたこともあるくらい。。!苦笑
それで、ずっと伸ばしきれずにショートカットだったのですが、もう朝起きるとボーンって立っちゃうくらいに、腰が強い、相当元気な髪の毛。笑
それを水で髪を一旦濡らして帽子で押さえてから、学校に登校するという、思い返しても涙ぐましい努力をしながらの毎日でした。(^o^)
その頃は、そういうこともありながら、男の子の格好しかできなかったんです。
まぁ、自分で服を買うお金もないですし、親も女の子の服は似合わないと思っているので、やはり男の子っぽい服しか持っていない状態。。
*自分で着たいものを着るようになったのは、高校生から!*
ある時、ターニングポイントがあったんです。
当時名古屋に住んでいた私は、高校から私立に通うことになっていました。しかも、そこは御三家と言われている、とても可愛いセーラー制服の高校でした。その制服が着たい!というよりは、、その学校に行きたい理由があったんです。
実は、母親が40代で妹を産んだ時。名古屋で母は、ほぼ一人で子育てする環境にいたこともあり、とても神経質な育児鬱のような状態になり、私もその余波で当たられ、日々が過酷になりまして。
それで、私も少し病んでしまいまして、母は私のことでも、さらに悩みとなり、いよいよ、私が中学3年生くらいの時には、精神科医のクリニックへ、カウンセリングに通うことになりました。
その時に、そのカウンセラーの先生が、思いついたことを話して、とおっしゃったきり何も言わずに、ずーっと私の話を聞いてくれたのです。
私は泣きながら、わーっと想いをしゃべったら、とてもすっきりして、心が軽くなって、たった1、2度通っただけで、薬も飲まずに治っちゃったんです!
こんなスッキリするってすごい!と思い、強く感動しました。
そして、私もカウンセラーになりたい!と思いました。
それで、それまでは、公立の高校に通う予定でしたが、急きょ変更して、女子高に入ることにしたんです。というのも、その女子高の続きに大学があって、そこが心理学科があったから。精神科医になろうと決めた私は、その女子高に通うことにしたのです。
そして偶然にもその高校は、とっても女子w!なセーラー服の高校でした。そんなこともあり、これまでの私のファッションじゃ似合わないな。髪型も含め、これじゃダメだ。と。私は変わらないといけない、と漠然と思いました。
ある時。高校1年生の時に、電車で通っている時、地下鉄の窓に映っている自分の顔が、これまでずっと、嫌で嫌で、仕方がなかったんです。気持ちが悪い、とさえ思っていました。
でもある時、『私の顔は、本当はこんなんじゃない。』と、突然思ったんです。
顔というか、『”私”ってこんな人間のはずじゃないな。』と強く強く、思ったことを覚えています。
その時に何か知らないけど、ふわ~っと、本当はもっと二重が大きくて、目が大きくて、もうちょっと特徴的な、外人みたいな顔のはず。。というのが、一瞬、見えてしまったのです。
そして、今の自分は、それに気がつかないくらい、ムスッとしてるような、拗ねた卑屈な顔をしていて。全然幸せそうじゃない自分が、電車の窓に映っていて、”これは、私じゃない”とはっきり思ったのです。
そこから、この私をやめたい、変えたい!と思って、一体、本当の私はどこに行っちゃったの?この顔は、何が違うのかな?と、自分の顔を鏡でよーく見るようになりました。
ただの顔として、客観的に観察するようになったんです。ステキな笑顔で憧れる、なってみたい人だとか、その時いいなぁと思う人だとか、そのような人の良さを研究したりして。
当時は、安室奈美恵ちゃんが流行っていたので、私も安室奈美恵ちゃんの眉毛を真似したりww!まぁ皆あの頃はやったであろう。。細眉(;´∀`)当然のことながら、眉毛の形が違い過ぎて、ほぼ眉なしの状態でしたがw。
それはさておきw、そのへんから、自分の特徴ってなんなんだろう?とか、横顔って自分で見たことなかったけど、見てみたら、鼻がソフトにわし鼻なんだね。みたいなこととか。
自分のことって、自分が一番知らないかも。と思ったのです。
さて。本日は、ここまで☆
まだまだ続くよ、、ファッション遍歴と、意外と深い?コンプレックスのお話(^-^)!
いかがでしたでしょうか?!今回も、かなり赤裸々に語っております。人に歴史ありですねw。
それでは、お家時間を楽しみながら、週末お過ごしくださいね~☆