セラピストのつぶやき

 

 

自然
 


長年セラピストをしていると思う事がある。
 

何かチカラになれたらと、どんなに思っていても。
他者がチカラになれることは、本当に限られている。
それは、たとえ家族であっても。
 

その問題を解決したいかどうかは、
本人次第だし、ましてや、それを
変わってあげることは、誰にもできない。
 

身近にいる人は、本当に
とてももどかしいし、苦しいものだ。
 

経験した者にしか分からない、
そんな辛さがある。

私も、そんな経験者のひとりである。
 

そして、何かできないかと思い悩むあまり、
本人よりも先に、他者が
体調を崩してしまうこともある。
 

そうなると、多くを巻き込み、
余計に悪循環な状況に陥ってしまう。
 

何よりもまずは、予防医療。

自然療法で、他者が一番先にまず、
セルフケアに努めること。

自分を第一に、大切にすること。
 

私が自然療法を好きな理由は、たくさんある。

その中でも、特に素晴らしいと思うことは、
何よりも自分の予防ケアが、自分でできるところだ。
 

そして、元気を取り戻すと、
俯瞰した目線で現状を見て、
いつも大切な人に、丁寧に愛を伝え、
世界を信頼することができる。
 

しっかりと寄り添うことができる。
自責や後悔なく、共に歩むことができる。
 

心や身体の病を抱える本人へ、
いつも通りに、
優しく明るい笑顔で接すること。
 

少しずつ変化し乗り越えていく、
すべてのチカラを信じること。
 

そして、出てきている症状には、
選択の幅を拡げ、その大小により
西洋医学と、自然療法を。
 

西洋医学は、
急性期の症状をメインにして
研究がされているし、

自然療法は、
原因にフォーカスして、ゆっくりと、
時には瞬時に、癒すことができる。
 

どちらも否定せず、
両輪を俯瞰して用いることが、
とても大切だと私は感じている。
 

先人の知恵や、自然界の
エネルギーの含まれる自然療法と、
最先端の医療技術や
研究結果を用いること。
 

どうか、共にあることが、
普通の世界になりますように。
 

最近は、臨床の現場にすら乗らずに、
否定され消えてゆく、
たくさんの自然療法を目にする。
 

時代だろうか、昔の人の知恵や
自然への畏怖はマユツバとなり、
軽視されがちだ。
 

その知識は、たとえ現時点で
信憑性が有ろうが無かろうが、
ぜひ一度、自分の目や身体で味わってみて、
体験して、ちゃんと確認してみるといい。
 

中には、
エビデンスにならないのに、不思議なチカラが
あったりするものもあるからだ。
 

その感覚はゆっくりだが、
あなたの心がほぐされてゆき、
深く響くはずだ。
 

大切にしたいし、伝えたい。
 

新しい現場の医療と、先人たちの
大切にしていたセルフケアの知恵、自然療法。

そして、繋がる人の愛。
 

そして、もっとも尊重したいのは、
本人の中の目に見えない、
生きるチカラ。
 

目に見えない、自然治癒力。
 

ホリスティックケアには、
そのすべてが、大切。


奈緒子
 


どうもありがとうございます。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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