春がきた。
春がきた。愛する春は、
どんな時でも確実にやってくる。
今日は道すがらチューリップが咲いていて。
やっぱり歌いたくなるのは、チューリップの歌。
咲いた咲いた
チューリップの花が
並んだ並んだ
赤白黄色
どの花みても
綺麗だな
☆☆☆
以下は引用。
この歌は、東京都世田谷区にすむ近藤宮子さんというおばあさんが、昭和5年(1930年)に作詞したものです。
「どの花みても/きれいだな」という歌詞について近藤さんは、「なにごとにも、良いところがあるものです。とくに、弱いものには目をくばりたい、という自分の思いをこめました」と語っています。
昭5年といえば、すでに日本が悲惨な第二次世界大戦への助走をはじめていた、とても不安な時代でした。
その不安な時代に、近藤さんは、みんなの良いところを見つめあおうという気持ちを、この「チューリップ」の歌に託したのでした。
だれでも知っている「チューリップ」の歌には、こうしただれにも知られて来なかったようなヒミツがあったのです。
☆☆☆
チューリップの花言葉は、博愛、真摯な愛、愛の告白、不滅の愛。